タンゴステップ(ヌエボ)
ヌエボとは
伝統的なタンゴに対する新しいタンゴという位置づけ
定義については、各人、いろいろあると思うが
伝統を否定したり、新しいタンゴを構築しているわけではなく
伝統的なタンゴを拡張したものだと思う
また、これは、音楽についても言える
伝統的なタンゴ楽団からエレクトリックタンゴというものが生まれてきて
その曲でタンゴを踊るということがヌエボでもある
少し、今までとは違う踊りをする
拡張なので、伝統的な動きもするし、伝統にはない新しい動きもする
すでにヌエボと言われるようになってから10年以上は経っているので
もう目新しさはないけどね
もろヌエボ
ここまでヌエボの踊りをする人は少なくなったような気がする
時代なんだと思う
時代は閉塞に向かっていると思うので
しばらく保守的な踊りになっていくと思う
ヌエボ固有のリード
ヌエボを踊るためには、ヌエボ固有のリードを理解しておく必要がある
フォロワーも、ある程度リードを理解していないと
なかなかヌエボは成立しないと思う
逆に、ヌエボのリードを理解してしまえば
どんな曲だろうが、タンゴを踊ることができる
ピアソラでタンゴを踊るという流れにつながっていく
ちなみに、ピアソラは聞くタンゴであって
踊るタンゴではないという位置づけが一般的
オチョコルタード(Ocho cortado)
内側にたたむ
内側にクロスさせて着地させる
フォロワーは、ピポットしながらクロスになるはず
ちゃんと行って、止まって、戻るときに胸を閉じリード(たたむリード)先行でクロスで着地
エンガンチェ(enganche)
深いサカーダ近く、足が巻き付く感じ
サカーダとしたら、カラダの位置を入れ替えるぐらいで着地する
ガンチョは、ロックさせることが目的だから、そこが違うところ
ボルガーダ(Volcada)
A字型になる
送って、戻すときに、オフバランスのインテンションを利用したスタイル
ぐっとアブラッソが近くなるのが合図に近い
軸足と胸でインテンションを支える
カラダの中心で受けるコネクションがないと、不安になる
返しがすごく早い(ココがポイントで、返すエネルギーで足も同時にか)
足でリードすることはない。胸オンリー
▼Volcada(ボルガーダ)からの展開
▼なべやんワークショップ
▼ボルガーダからガンチョ
▼Naveira(なべやん)のWS
コルガーダ(colgada)
V字型になる
胸で送る→あとは、テンションを枠でキープ
テンションがマックスにいったら、あとは自然と戻るだけ
戻るときにフォロワーがクロスになるようにリードする
胸で送る前に、軸にのせるリードが必要(うんぱーのうんのところ)
▼左コル、左コル、ボルガーダ
▼コルしながら女子が1回転
エンプハーダ(Empujada/押す)
「足を押す」という意味です
これは、足で足の位置をリードする
足でコネクションを取る
ただ、そのためには、事前に軸に乗せるリードを胸でしてから、押す足をフリー状態にしないと、動かない
ジェバーダ/バリーダ(Llevada/barrida/運ぶ)
足をドラック&ドロップする
運ぶためには、まずは軸に立つまで待つ
軸に立っている足を運ぼうとすれば転んでしまう
上から下の後退のオチョ深めに着地させ、そこを右足で前に持っていくジェバーダー
重心乗せると同時に膝まで曲げさせる、つま先の向き変えて、足首に引っ掛けて少し持ち上げてる
着地したら、直ぐにやらないと手遅れになるから、そのタイミング命かも(男女で同じタイミング)
フォローは足だけでなく、カラダも一緒に運んでもらう
ジャパーダーは低くならない、上半身は立ったまま
▼ジェバーダ
▼サカーダ+ジャパーダ
ソルターダ(Soltada)
1回転するやつ
中間バランスのタイミングでやらないと回れない
肘を上げて、回す感じ
サルサでくるくる回っているのと何が違うのかは、自分にはわからない
バック・サカーダ(Sacada atras/Back Sacada)
後ろ向きでサカーダする
ミロンガではやらないほうがいい
フォロワーのサカーダ
前オチョ+アメリカーナから+フォロワーがサカーダする
リーダがアプリカーナから足を開いたときに、テンションでフォロワーの前足サカーダを実現